バイクにおける光量の基準
バイクのヘッドライトは、現在ほとんどの車種が自動点灯するようになっています。
そのためエンジンをかけている時には常にライトがつき続けることから、劣化もしやすくなってしまうので注意が必要です。
長くライトを使っていると少しずつ光量が落ちていってしまうので、久々に夜道を走行してみたら光が少なくて安全に不安を感じたというようなことも起こります。
そうした光量が落ちたバイクは車検を通すことができなくなりますので、定期的に光量をチェックするとともに早めにメンテナンスや必要に応じた消耗部品の交換をするようにしましょう。
まず車検基準におけるバイクのヘッドライトは、15,000cd(カンデラ)以上となっています。
他にもポジション・デイライトの前方部分は300cd以上となっており、ウインカーやテールランプなどにもそれぞれ基準が設けられています。
車検を通す時にはライトの明るさだけでなく、光の向きにずれが生じていないかを確認する(光軸調整)項目もありますので、ライトカスタムなどをする場合にはそのあたりもきちんとチェックしておきたいところです。
光量については実はそれほどタイトな数値として検査をされるわけではなく、ほとんどの場所で、目視で十分光量があるかを調べるようになっています。
HIDやLEDライトの場合、cdの数値が予め記載されているのでそうしたものに交換することにより確実に光量の確保が可能となります。
自分の目視で光量基準を満たしているかどうかが不安な場合には、大きめの整備工場に行くと「光量テスター」がありますのでそちらで計測をしてもらうと安心です。
光量不足の原因、対策
バイクのヘッドライトの光量不足の原因は大きく2つあります。
1つ目が使用しているライトバルブの劣化、もう一つがライト部分につけられているプラスチックカバーの変色です。
その他にもバッテリーの電気容量が不足していて十分に電力がライトに伝わらないという場合も光量不足になります。
意外に見逃しがちなのがライトのカバー部の劣化で、古いバイクなどはカバーの透明なプラスチックが黄ばんでしまいそれが光を妨げてしまっていることがあります。
ライトバルブはハロゲン式のものを使っているとどうしても内部のフィラメント線が切れて次第に暗くなっていきますので、適切な時期に交換をするかもしくはLEDなど寿命が長いタイプのものに交換しておくことをおすすめします。
車検に出して光量不足で不合格になるバイクは多いので、いつもついているから大丈夫と思わずしっかり対応してから車検に出すようにしましょう。
車検のない250cc以下のバイクも、安全を確保するため定期的に検査してください。