バッテリーが弱く鳴ってきている時に出る症状
バイクのライトやデジタルメーターなど、伝送機器の電源となるのがバッテリーです。
近年のバイクにおいては伝送機器類の重要度は増してきているので、バッテリーに不具合があると運転そのものに重大な支障が生じてしまいます。
バイク用バッテリーの基礎知識をざっくり説明すると、大きく「鉛バッテリー」と「リチウムバッテリー」のいずれかに分類されます。
これは蓄電に用いられる素材の違いによる分類方法で、さらに細かく規格が定められています。
旧車で多く用いられているのは鉛バッテリーですが、2016年から発売されたリチウムバッテリーは従来式のものと比較して重量がかなり軽く、また自然放電が少ないという優れた性能を持っているということから現在の主流となってきています。
しかし寿命が伸びたとはいえバッテリーは使用を続けていると電力が少なくなり、使い方によってはバッテリー切れを起こしてしまう場合があります。
基本的にはバイクのバッテリーは走行をすることで、内部発電をし、蓄電が繰り返されるのでそうそう簡単に電力が不足するということはないのですが、バッテリーそのものが劣化した場合などは不具合が生じてしまいますので、バッテリーが弱ってきたら早めに検査と交換をするようにしましょう。
バッテリーが弱ってきたときに起こる症状としてはまず「ライトの光量が不足してくる」ということがあります。
いつもよりもライトが不足していると感じた場合には、バルブ切れやカバー部分の黄ばみ・汚れといったことも考えられますが、ライトに力がなくなったり明るさが不安定になってきた時はバッテリーに原因があることを考えられます。
その他にも、エンジンスタートをした時にアイドリングが不安定に感じられたり、セルの回転そのものに力がなくなってきた時などもバッテリー内の電力が十分ではないと疑われます。
バッテリーそのものを見たときにマイナス端子部分に白い粉がついていたりすると、電池そのものに故障が起こっている可能性があるので、早めに電力をチェックしていくようにしましょう。
バッテリー切れの原因と対策
バッテリー切れが起こりやすい状況としては、長期間エンジンをかけずに放置している場合などがあります。
冬季間などしばらく乗らない時はバッテリーの端子を取り外しておくなど、放電を防ぐようにしておくとよいでしょう。
また、バッテリーは極端な高温や低温の場所にあると劣化が進むという特徴があります。
そのため、バイクの保管場所にはできるだけ気温が安定しているところにすることで、バッテリーを長持ちさせることができます。
劣化したバッテリーは一時的に充電をすることもできますが、交換をする方がよいでしょう。
交換はバイクショップやガソリンスタンドなどで行ってくれます。