マフラーに詰まったカーボンの除去に必要な工具は?
マフラーにカーボンが詰まってしまった場合には、新品に交換するのが一番の近道ですが、自分で除去することも十分に可能です。
手順をしっかり踏まえておくことはもちろん、正しい工具を揃えたうえで行うことが重要になってきます。
といっても特別な工具は必要なく、カーボンを除去するための除去剤、バケツ、漏斗、はかり、そして少し厚手のゴム手袋があれば行えます。
最大のポイントとなるのが、除去剤選びです。
市販のカーボン除去剤の中にはガソリンを混ぜたうえで使用するタイプのものもありますが、これはマフラーに詰まったカーボンの除去には適していないので注意しましょう。
市販されている製品では選択肢が限られてきますが、サンエスの「メタルクリーンα」などが代表格として挙げられます。
マフラーに詰まったカーボンを除去する手順
まず最初は基本中の基本、マフラーの取り外しです。
必ず「マフラーが冷えていること」を確認したうえで行いましょう。
取り外して内部をチェックし、どれだけカーボンが詰まっているかを確認しておくとよいでしょう。
なお、カーボンを外したら洗浄している間にバイクの内部に異物が入らないよう、テープなどでマスキングしておくのを忘れないようにしましょう。
それから、マフラーも分解します。
しっかりカーボンを除去して全体をきれいにするためにも重要な作業となりますが、マフラーの中には分解できないタイプ(非分解式)もあります。
この場合、無理して分解しようとすると壊れてしまう恐れもあるので要注意です。
そして手順における最大のポイントとっても過言ではないのが、洗浄液の作成です
こびりついて詰まったカーボンは、水やお湯程度ではまず落とせないのです。
カーボン除去剤を使用する際には、熱湯に混ぜて洗浄液を作り使用します。
ガソリンを混ぜないタイプの除去剤の場合、最低でも70℃以上の熱湯に混ぜて使用することになります。
この作業において、はかりやバケツ、厚手のゴム手袋が必要になるわけです。
火傷しないよう注意しつつ、除去剤をバケツに入れた熱湯に混ぜてかき混ぜてよく溶かしていきます。
そして洗浄液を作ったら冷めない内にマフラーに注ぎ込んでいきますが、ここで漏斗が役立ちます。
せっかくの熱湯が冷めてしまうと洗浄効果が薄れてしまうので、速やかに効率よく注いでカーボンを落としていくのがポイントです。
ひと通り注ぎ終わったらしばらく放置し、最後にすすぎの作業を行います。
じつはこれが結構重要な作業で、しっかり行わないとカーボンを除去することができません。
ここでも熱湯を使って行うので、火傷しないように注意しましょう。
なお、高圧洗浄機を持っているならここで使うと非常に効果的です。