久しぶりにバイクに乗る前に点検するべきポイント

冬眠明けで必ず点検しておきたいポイント

冬場にバイクを乗る機会がなく、春になって暖かくなったのを機会に久しぶりにバイクを動かそうとした場合には、まずバッテリー上がりを起こさないようチェックしましょう。
冬眠明けにおいて発生する何らかのトラブルの多くが、バッテリー上がりだと言われています。

一般的に、半年以上動かしていないバイクはバッテリー上がりを起こしている可能性が高いとされています。
バッテリーの状態をチェックし、充電もしくは交換しましょう。
なお、交換が必要な場合には取り外す際に注意が必要になるので、不安な方は無理せず専門店で見てもらうのが無難です。

それから、タイヤの状態を確認しましょう。
自転車でも長い間乗っていないと空気が自然に減ってしまうもので、これはバイクも同様です。
空気圧が不足している状態でバイクを運転すると、運転しにくいだけでなく、タイヤが消耗しやすくなるなどの問題も生じます。
冬眠明けの際にはタイヤが適切な空気圧の状態かどうかをチェックしておきましょう。

もうひとつ忘れてはならないのが、ガソリンタンクの状態です。
ガソリンがしっかり入っているかを確認するのはもちろんですが、古いガソリンは揮発性が落ちてしまうことでスパークプラグが着火しにくいなどの問題も生じます。
まずはガソリンを満タンにすること、そして必要に応じて新しいガソリンに交換するようにしましょう。
ほかにはオイルの交換、チェーンの状態のチェックなども行っておきたいところです。

バイクのメンテナンスでは日常点検でも『ブタと燃料』が合言葉

冬眠明けにかぎらず、日常の点検・メンテナンスでもチェックが欠かせない部分があります。
それらをまとめて、「ブタと燃料」と呼んでいます。
ブレーキの「ブ」、タイヤの「タ」、灯火類(ライト)の「と」、そして燃料(ガソリン)です。
先述したように、ガソリン、タイヤをチェックし、さらにライトが正常に点火するか、ブレーキがきちんときくかどうかも重要なチェックポイントです。

ブレーキの場合、ブレーキパッドだけでなくブレーキオイル、ブレーキレバーの「遊び」の部分の調節など幅広い観点からのチェックが欠かせません。
ライトのチェックでは、前照灯はもちろん、停止灯、尾灯、方向指示器など灯火類全般を確認しましょう。
球切れで正常に点火しない可能性だけでなく、レンズの破損、汚れなども見ておいてください。

そしてもうひとつ、「ブタと燃料」からさら一歩踏み込んだ合言葉もあります。
「ネン・オ・シャ・チ・エ・ブ・ク・トウ・バ・シメ」です。
ちょっと覚えづらいですが、燃料、オイル、車輪、チェーン、エンジン、ブレーキ、クラッチ、灯火類、バッテリー、各部締め付けのことです。
冬眠明けの際にはこれまで挙げてきたチェックポイントに加えて、一応これら全体に目を通したうえで、問題なく運転できるかどうかを判断するようにしたいところです。