カウルの用途
カウルとはバイクを覆う外装パーツのことで、空気抵抗を減らす役割があります。
純正パーツが市販されていることが多いのですが、カスタムパーツを利用すればバイクの雰囲気を変えることもできます。
カウルの素材は樹脂製で、ヘッドライト周辺に装着するタイプのカウルは「アッパーカウル」または「フロントカウル」と呼ばれています。
エンジン周りを覆うカウルは「センターカウル」、足周りを覆うのが「アンダーカウル」ですが、これらを全部装着したバイクは「フルカウルモデル」と呼ばれています。
カウルを装着することで空気の流れをコントロールできるので、80km/h以上で走ることが多い人はカウルの恩恵を受けることができます。
世界で最初にカウルを装着したバイクが誕生したのは、1954年にイタリア・モトグッツィ社が開発したV8 GP500だと言われています。
V8 GP500以降、カウルを装着したバイクが増え、1976年には BMWがカウル装着車R100RSの量産に成功しました。
日本ではR100RSの6年後にカウル装着車CBX 400Fインテグラが発売されます。
人気のカウルモデル
カウルというのは速く走れば走るほどその効果が実感できるパーツですから、大型バイクにより適しています。
KAWASAKIといえばZシリーズが有名ですが、同シリーズのモチーフを蘇らせたZ900RSにはネイキッドモデルとビキニカウルモデルの2タイプがあります。
ちょっとレトロな丸みのあるデザインが好きな人にはおすすめのバイクと言えるでしょう。
BMWのR nineTのスタンダードモデルはネイキッドですが、Racer使用ではロケットカウルが付いています。
もうひとつ、Triumph(トライアンフ)のThruxton Rをベースにして様々なカスタマイズの施されたThruxton R TFC(Triumph Factory Custom)も人気のモデルです。
このモデルではロケットカウルが装着されており、フロントフェンダーなども従来のThruxton Rとは違っています。
メーカーオプションですから後付感もなく、自然な仕上がりが好評です。
ちなみに、手持ちのThruxton Rにトライアンフ純正カスタムである「トラックレーサーキット」を取り付けることもできます。
トラックレーサーキットにはロケットカウルが含まれていますが、自分で取り付けるのはやや難易度が高いので、バイクショップに持って行った方が賢明かもしれません。
マニュアルは英語で、ネジがたくさんあるので、自分で取り付けたいという人はゆっくり時間を取って少しずつやって行った方がいいと思います。
最初はリア周りから始めて、フェンダーレスキットを組んでからロケットカウル取り付けに着手しましょう。