ボルトを締める「ドレンボルト・ワッシャー」とは

バイクの整備に必要な「ドレンボルトワッシャー」の説明

バイクの整備工具の一つである「ドレンボルトワッシャー」とはオイルパンや燃料タンクなどに設置されている排液口を塞ぐための道具です。

ちなみに「ドレンボルトワッシャー」というのは細かく言うと「ドレンボルト」と「ワッシャー」の2つの部品によるものなのですが、ボルトを締めるときに本体との間に必ず入れるようにするのがワッシャーであることからこの2つは一体として扱われます。

バイクメンテナンスを自分で行う場合にこのドレンボルトワッシャーの開け締めはかなり重要になってきますので、どこについているかを確認するとともに開閉方法をマスターしておくようにしましょう。

ちなみに「ドレンボルトワッシャー」は別名で「ドレンプラグ」や「ドレンコック」と言われることがあり、いずれも同じものを指しています。

ドレンボルトワッシャーの開閉が必要になるのは主にオイル交換やフィルタ交換の時です。

部品そのものは出荷時に必ず付属しているものであるのであとから買い換える必要はないのですが、開閉時に不要な力を加えて破損が起こると交換が必要になる場合があります。

ドレンボルトワッシャーの破損のもとになるのがレンチなどを使ったときの締め付け過剰です。

正しく工具を使わなかったり、必要以上に力を加えたりしてしまうとオイルパンのネジ構造に傷がついてしまうので、最悪の場合ユニットの交換が必要になってしまうこともあるようです。

参考までにオイルパンに傷がついてしまった場合のユニット全体の交換は、工賃込みで2~3万円程度と言われていますので、丁寧に使って破損が起こらないようにしておきたいですね。

ドレンボルトワッシャーの使用の注意点、使い方

ドレンボルトワッシャーがついているオイルパンは車種により形状や位置が異なります。

基本的には車体のエンジン下部周辺にあるので、六角のボルトが就いている場所がどこかを確認するようにしましょう。

ドレンボルトワッシャーのサイズは車種によって異なりますが、ほとんどがM8ボルトもしくはM10、M12ボルトによって作られています。

便利な製品になるとマグネット付きのものもあり、そうしたものを使うことによりエンジンオイル内に含まれているわずかな鉄分をマグネットが採取をし、より内部をクリーンに保つことができます。

ドレンボルトワッシャーはレンチを使い規定のトルク値で締め付けをすることが推奨されます。

ボルトにより適正なトルク値は異なるのですが、詳しい数値はサービスマニュアルなどに記載されています。

締め付けに使用するのはトルクレンチと言われる工具で、使用をするときにはネジ径にあったサイズのものを用います。