フレアナットレンチは油圧計の作業で利用される工具
フレアナットレンチは、油圧系の作業において力を発揮してくる特殊な工具で、形状がとてもメガネレンチに近いのが特徴です。
スタンダードな真っ直ぐのものと、角度を変えられる首の曲がるタイプのものがあります。
通常であればスタンダードな形になっているフレアナットレンチでも十分なのですが、ブレーキラインを総じて交換する場合や油圧装置が難解となっている建設機械の場合では、真っ直ぐな形をしたレンチでは入らない部分があります。
そういった場合に、首の曲がるタイプのフレアナットレンチが活躍してくれるのです。
便利なのはブレーキ関係の整備をするとき
ブレーキパイプのボルトを扱う際に、限界トルクが低くなっている2面接触のボルトを使うと、なめてしまう可能性もアップしてしまいます。
そうした際に、パイプに当たらないようにする必要最低限の空間のみを作るようにして、できるだけメガネレンチに近い工具を使うようにしなければいけません。
そのレンチというのが、フレアナットレンチなのです。
フレアナットレンチは5面接触になるため、スタンダードスパナよりも限界トルクは単純に計算して2倍以上になると考えられます。
フレアナットレンチが主に使われるのは、ブレーキパイプにあるボルトを回す際です。
例えばABS(アンチロックブレーキングシステム)のモジュレーターという部分は、ブレーキパイプと同じようなボルトが使われています。
このタイプのボルトは、多くが真鍮製になっていますし、それに加えて固く締まっていることが少なくありません。
真鍮はとても柔らかく、なめることのないように非常に気を使うような素材ですが、フレアナットレンチを使えば、このボルトをなめずに回せます。
おすすめ商品はSIGNET フレックスフレアナットレンチなど
『SIGNET フレックスフレアナットレンチ』という製品があります。
油圧ラインというのはゴムホースだけでなく金属パイプになっているものも多いために、回したい部分が思いもよらない向きになっていることも少なくありません。
しかし首振りのレンチであれば、角度を合せて回せるために大変便利になっています。
それにSIGNETの製品は早回しができる機能も付いているので、カチカチと回す際にも重宝するでしょう。
『TONE フレックスクロウフットレンチのセット&単品』は、後端部に3/8の差し込みがあって、角度を付けて回すことやエクステンションでそのままにレンチのようにして回せる製品です。
これがあると、困難な角度になっている部分にあるフレアナットにも届きますので、現場において非常に活躍してくれるでしょう。